Company
会社概要

2005年の創業当初の名刺にはキャッチコピーとして「人を幸せにするIT」と記しておりました。
ちょっと気恥ずかしくなるコピーでしたが、具体的なプランもなく観念的イメージだけで載せたものでした。当時は企業向け業務システム構築に際しこのコピーのことなど考えることもありませんでしたが、手掛けたシステムがユーザーの皆様に受け入れられ、業務改善の一助となったことは私共にとっての幸せでありました。多くのシステムがその後も長くご利用いただいていることは私共の喜びであり、またユーザーの皆様にとってもより良い働き方、ひとつの幸せをご提供できたものと自負しております。

その後の世界のITの発展はここに記すまでもなく、消費者にとっても様々な便利な機能が当たり前のものとなっています。交通系ICカード、インターネットバンキング、QRコード、スマホ、EC、宅配便と枚挙にいとまがありませんが、最早これらの無い世界には戻れないでしょう。大手企業では積極的なIT投資が継続し、更に進化が続いています。

一方、まだまだ人の作業・判断に頼る業務も大手、中小を問わず数多く見受けられます。
2020年、日本はGDP世界3位ではありますが、一人当たりのGDPはアジアでも3位です。生産性が低いわけですが、しわ寄せはどこに来るのでしょうか？働き方改革、単に長時間労働等の日本型労働慣行を改善するということではなく、そのために何をするのか？流行りのデジタルツールを導入するだけではなく、当事者が自らの仕事のしくみ、やり方を考え、変革させ続けなければ働き方改革は無し得ないと考えます。すべて機械任せ、AI任せということではなく、人がやるべきことが少なからずあり、システムをブラックボックス化せず、上手く活用した上で人がコントロール出来ることが理想でしょうか。
私共は皆さまが変革を目指した取り組みに共に汗をかき、共に知恵を絞る覚悟でおりますが、主役はあくまでも職場の皆様であり、経営者です。私共はその舞台設営をご支援申し上げます。

私共の小さな変革の波が、大きなうねりとなり、日本の働き方改革の一助となることを夢見ます。今後の皆様の改革への取り組みにより生産性の向上、長時間労働短縮が図られる時、我々は人それぞれの豊かな幸せを見出せるのではないでしょうか？

めざすのは、一人当たりのGDPアジアトップ！
そしてその時こそ胸を張って「人を幸せにするIT」と大いに謳いたいものです。

株式会社ベネファキス　　　 
代表取締役社長　北村 光智男